INC February使用構築 グライベチェリム
今回は2月22日～24日に開催されたインターネット大会で使用した構築を紹介していきます。
【結果】
全試合消化して32-13 最高1748 最終1731
厳選が間に合わず2日目からの参戦となりましたが、降参勢とマッチングすることが少なかったので面白い試合がたくさん出来たように思いました。
【構築経緯】
この構築の大枠はサンルールの時に流行していたチェリム入りのQRパからいただきました。
←こういう並び！
このptをムーンルールでも使ってみたい！ ということで環境に適応していくために新たなる構築を模索していました。
某サイトで色々試してみたところやはり
がきつい。コケコに壁を仕込んだりトリルを入れたりホウオウを採用したり工夫してもゴリ押しで負けることが多く困っていました。
そこでゼルネにも対抗できるという触れ込みのチョッキイベルタルを採用。ウルトラサンしか持っていないのでツンデツンデの代わりにグライベが苦手な相手に強いウツロイドを採用。
【個別紹介】
意地グラードン＠フィラのみ
努力値：H108/A212/B4/C/D116/S68
技：断崖の剣/炎のパンチ/岩雪崩/守る
構築の要。こいつが倒れたらほぼ負けです。
Sは一段階下降最速カミツルギ抜きまで。
当初は地面Zにしようかと思っていましたが耐久力を底上げするために混乱実を採用。
基本的に死にだしや蜻蛉から天候を奪い隣のチェリムのサポートを受けながら断崖の剣で一貫を作っていきます。全員地面についているptだとこれだけで勝てることもあります。
穏やかチェリム @オボンのみ
努力値：H252/A/B12/C4/D124/S116
技：草結び/癒しの波動/手助け/守る
Sは上のグラードン抜きまで。ここまでSを振っているとグラードンやカイオーガの上から草結びを打てる機会も多かったです。
持ち物は確定数をずらすためにオボンを採用。
既に場に出ていて晴れ状態のグラードンの隣に控えから繰り出していくのが基本的な動きです。癒しの波動や手助けでグラードンをサポートしつつ、草結びで取り逃がしを狩っていきます。
慎重イベルタル＠突撃チョッキ
努力値：H192/A20/B/C/D252/S44
テンプレの両刀チョッキイベルタルです。
使っている側としてもドン引きするぐらいの耐久力を見せつけてくれました。
先発にだしてオーガやゼルネの火力を抑制しながら裏のグラチェリムを展開していきます。場にいても腐ることがなくなんでもできる万能ポケモンです。
臆病ウツロイド@岩Z
努力値：H4 C252 S252
技：パワージェム/ヘドロ爆弾/めざめるパワー氷/守る
めざパはランドロスピンポです。
グラチェリムで対処が難しい相手を倒すために連れてきました。
のような炎Zを握っている天敵や
のように浮いていてかつイベルタルとグラードンで処理が遅くなる相手
を速やかに排除するのが仕事です。
また特防の高い毒タイプとあってゼルネアス耐性が非常に高いです。
上記のようなポケモンがいた場合や
のような並びが見えた場合に出していきます。こちらのptに対してはが先発で出てくることが多くそこにイベルタルとウツロイドを合わせられればほぼ勝ちが見えてきます。
個人的にこの構築のMVPです。
意地ガオガエン @イトケのみ
努力値：H252/A140/B4/C/D84/S28
あまり選出してあげられなかった。威嚇はイベルタルのB方面を補う役割があるのですが、イカサマの火力も下がるので使いづらかったです。どうしても相手の猫騙しに対抗したい場合にのみ選出します。
カイオーガとの交代合戦に備えて序盤を生き残るために半減実を持たせています。
ルンパッパやドクロッグとかにした方が使いやすかったかも？
臆病カプ・コケコ@きあいのタスキ
努力値：H4 C252 S252
技：ボルトチェンジ/エレキネット/挑発/守る
強い雨パが相手の時に選出します。
特に書くことが…（無難に強い）
【対戦メモ】
◆辛い相手
カミツルギ・・・かなり重い。グラードンが削れてしまうと一発で落とされてしまう。
雨乞い持ちトルネロス・・・序盤で落とせればいいが残されると辛い。
オーガルンパ・・・イベルタルを猫で止められながら削られるのは痛い。
ワイガ持ちルナアーラ・・・ゼルネの横に並べて連打されるだけでこちらは辛い。
◆対カイオーガ
相手側に天候を取られている時、切り返しをするためにはグラードンを控えに下げて生贄となるポケモンを場に出さなければなりません。これはカイオーガを使う側も同じなので互いに控えのポケモンを消費しながら交代を繰り返す事になります。そのために残りのポケモンの数に気を使いながら戦う必要があります。またこの時生贄となるポケモンは一撃で退場しなければいけません（チェリムが２連守るにならないように）
【さいごに】
GSは初めての経験だったのですがメタや環境など知るべきことが多く、情報戦の様相を呈しているなと感じました。次のウルトラルールではウルトラネクロズマを使ってみたいですね。
